News
2026/02/24



今回の研修で改めて深く実感したのは、断熱性能を最大限に引き出すための「下準備」の奥深さです。デコスドライ工法はセルロースファイバーを壁の中に吹き込む工法ですが、その品質の鍵を握るのは、吹込み前の「シート張り」の精度にあります。研修では、常に「三角形」を意識した確実な仮止めを行い、吹込み時の強い圧力もしっかりと支える、シワのない強固な下地を作る技術を徹底的に磨きました。また、わずかな隙間も専用の気密シートを用いて細部まで丁寧に埋め尽くすことで、理想的な断熱性能を実現するための気密確保の重要性を体感しました。
実際の吹込み作業も、非常にやりがいがあり、集中力を要するものでした。現場特有の多様な環境下であっても、常に安全を最優先し、柔軟な動きで一箇所、一箇所丹精な働きを感じました。一見、スムーズに進んでいるように見える作業ですが、実際に経験してみると、壁の四隅や細かな角まで密度を均一に保つためには、高度な熟練と配慮が必要であることを学びました。「経験の積み重ねこそが、最高品質を創り出す」という言葉の重みを、身をもって知る貴重な機会となりました。
また、技術面以上に大きな収穫となったのが「仕事への向き合い方」という人間形成の学びです。特に感銘を受けたのが、「自ら望んで取り組む仕事には、心地よい充実感がある」という言葉です。デコス社の現場では、スタッフの方々が活気に溢れ、オンとオフを鮮やかに切り替えながら、素晴らしいチーム力で施工にあたっていました。この「風通しの良い連携」と、仕事に対する前向きな情熱こそが、現場での高いパフォーマンスを生む秘訣なのだと感じました。
デコスドライ工法は、家が完成してしまえばお施主様からは一生「見えなくなる」部分です。しかし、見えない場所だからこそ、私たちの誠実さがそのまま形になります。今回学んだのは、単なる吹き付けの技術だけではありません。現場での入念な段取り、共に働く仲間への思いやり、そして見えない場所にこそプロとしての誇りを持つという「仕事への姿勢」です。
デコスドライ工法の「本物の価値」をお客様にお届けするため、習得した高い技術と安全意識、そして感謝の心を大切に、見えない部分から最高の一軒を創り上げてまいります。
お問い合わせContact
ご相談・ご質問等ございましたら、
お気軽にお問い合わせください。