シロアリ予防・駆除

シロアリ被害は、大切な住まいに甚大な被害を与えてしまうトラブルのひとつです。中でも古民家や和室、浴室、床下などの湿度が高い場所は要注意。
住まいの土地が以前は田んぼや畑だった、川や用水路が近いといった環境の方は、特にお気をつけください。
ご不安をお持ちの場合はお気軽にご連絡を。すぐにお調べさせていただきます。

こんなお家は要注意

余った木材を
庭に置いている

段ボールを倉庫に
まとめて置いている

外国製の家具が
室内にある

めったに使わないものを
押し入れに入れてある

これを見かけたら危険!初期症状のサイン

蟻道

白アリが住まいに侵入する場合、「蟻道(ぎどう)」とよばれる道を作ります。蟻道は基礎や土台、束石などによく作られますので、まずはこれらの箇所をご確認なさってみてください。

食痕

白アリは木材のやわらかい部分が大好物です。そのため、白アリの被害に遭った木材は硬い部分が残されて、特徴のあるまだら模様になっています。

空洞音

木材などの表面上は問題ないように見えても、内部では白アリによる被害が進行中というケースも。このような場合、ハンマー等で叩くと空洞音がしたり、簡単に穴が開いたりしてしまいます。

建物の異常

白アリによる被害が大きくなってくると、建物の柱が下がったり、軒などの稜線が波打ったりしてしまいます。また、ふすまや雨戸の立てつけが悪くなるなどの症状が現れることも。

羽アリ

羽アリは決まった時期になると、一斉に飛び出す「群飛」という行動をとります。ヤマトシロアリは4~5月、イエシロアリは6月頃です。もし、お住まいやその近辺で白アリの群飛を見かけたら、被害にあっている可能性が高いのでご注意ください。

白アリの種類、特徴

ヤマトシロアリ

ヤマトシロアリのコロニーは数千~数十万頭で形成されており、特別に加工された巣は作りません。
また、比較的寒さに強く日本の多くの地域に生息しています。
加害速度は遅く、ヤマトシロアリによる家屋被害もそれほど大きなものにはなりませんが、臆病で逃げやすく分散しやすい性格であり、防除業者を悩ませることもあります。
地下からの侵入が多く、土台や柱の下部・水回りに被害が多いのが特徴です。
イエシロアリと非常によく似ていますが、兵蟻の頭部が円筒形であることから区別できます。

イエシロアリ

イエシロアリの場合、1つのコロニーは大きく、成熟したコロニーであればその個体数は100万頭以上と考えられており、活動範囲も広く、蟻道を100m以上伸ばすこともあります。
また、食害のスピードが速いため、被害が大きくなることが多く、家屋の倒壊にもつながります。
性格は凶暴で、兵蟻に触ると積極的に噛み付いてきます。イエシロアリの兵蟻の頭部は卵型であること、触ると額から白い乳液を分泌することからヤマトシロアリと区別できます。

アメリカカンザイシロアリ

その名が示す通り北米から家具材などと共に侵入し、その後徐々に勢力を拡大。
千葉・東京・神奈川など様々な地域で発見されています。
乾材であればどこにでもコロニーを形成すること、コロニーの再生能力が高いこと、材中に生息していることから発見が困難であることなど、非常に防除の難しいシロアリとして防除業者を悩ませています。

白アリ対策はプロに任せましょう

シロアリ・腐朽の予防材

「エコボロン」4つのポイント

POINT 1予防効果はとっても長持ち

エコボロンは有効成分に「ホウ酸塩」を採用しました。ホウ酸塩は安定した無機物なので分解されず、また揮発・蒸発することもありません。非接地・非曝露の条件下では長期に渡って効果が持続します。

POINT 2木造住宅を、健康・高耐久住宅に

エコボロンは、水質から厳格に管理された高品質な水溶性タイプ。木材への浸透性に優れ、強力な保護層を形成します。
京都大学・東京農業大学をはじめ、各種公的機関による試験で性能が確認されています。

POINT 3安全性に自信あり

エコボロンは、各種安全性試験を実施し、優れた安全性を確認しています。
有効成分「ホウ酸塩」は万が一、人の体内に入ってしまった場合でも、腎臓の働きにより、体外に排出されます。ホウ酸やホウ酸塩は雑菌などにも効果があり、身近な所ではコンタクトレンズの保存液や目薬などにも使用されています。

POINT 4劣化対策の必需品!

木材害虫に広く効果を発揮するエコボロンは、外来種アメリカカンザイシロアリの予防にも活躍しています。
これからは、予防には予防用、駆除には駆除用のものを、適材適所で用いる時代です。再処理が難しい構造部材には、長持ちする劣化対策(予防処理)が必要です。
安全・強力・長持ちするエコボロンが、健康で長持ちする住宅造りをサポートします。

5年ごとの薬剤注入
大切な住宅をシロアリから守り続けます!

埋設したパイプから薬剤が土壌中へ均等に広がります。

タームガードシステムは、建物外周にパイプを埋設し、薬剤のバリアを地中で形成、シロアリの侵入を予防する、安心安全なシロアリ対策です。

タームガードシステムの4つのメリット

屋外での作業

作業員の室内への出入りがなく安心で時間も短縮。

空気がきれい

薬剤が室内に入らず、薬剤アレルギーの方も安心です。

住宅の美観を損なわない

薬剤注入用の穴を開ける必要がありません。

継続費用も軽減

保証継続のための費用が安価で安心です。

白アリ防除施工の流れ

STEP 1お問い合わせ・ご相談

ご相談内容をお聞きした上で、ご依頼いただく建物の現地調査に伺います。

STEP 2報告書と御見積のご提出

現地調査に基づき、報告書と御見積をご提出いたします。内容をご説明し、御見積にご納得いただければご契約となります。

STEP 3現場にて施工説明

調査担当者の報告にもとづき、白アリ防除施工の内容などをお客様と一緒に確認させていただきます。

STEP 4進入口の確保

床下の進入口を確保します。キッチンにある床下収納庫などから床下に入り、施工します。

STEP 5床の養生

作業車のタンクからホースを伸ばして床下の薬剤散布を行います。お客様の住まいが汚れないよう、床下出入口から玄関または勝手口までシートで養生します。

STEP 6作業通路の確保

床下の作業通路を確保します。基礎の作り方によっては、通路確保のために通風口の拡張や、建物の構造に影響を与えないように新規で通風口を作る場合もあります。

STEP 7床下の施工について

薬剤散布前に木部(土台・大引など)にドリルで穴を空けます。特に被害箇所には入念に行います。その後木部に薬剤を注入・吹き付けを行います。(※薬剤注入後の穴はふさぎません)。木部用の薬剤には殺菌剤が添加されています。その後、床下の土壌表面に薬剤を散布します。床下がコンクリートの場合も同じく薬剤を散布します。

STEP 8室内の施工について

作業車のタンクからホースを伸ばして床下の薬剤散布を行います。お客様の住まいが汚れないよう、床下出入口から玄関または勝手口までシートで養生します。

STEP 9施工後について

作業もれ、補修もれなどが無いかをチェックし、清掃・後片付けを行います。依頼主様に施工完了のご報告を行い、作業完了となります。

なぜ白アリ対策が必要なの?

日本の住宅寿命を縮める白アリ被害

日本の住宅は世界先進国と比べて建物の寿命が半分から1/5ほどしかありません。ここでの寿命とは「物理的に生活できない状態になること」をいいます。
本来、日本の住宅は諸国に比べ厳しい建築基準法をクリアした高い技術で作られていますが、住宅の平均寿命は30年と言われています。
その大きな要因は、白アリです。湿気や雨漏りによって活発となった腐朽菌によって木部が腐り、気づかないうちに腐った木部を白アリが食べてしまうのです。
昨今では、これまでの日本のシロアリ対策を覆して猛威を振るっている、外来種のアメリカカンザイシロアリの被害エリアも拡大しています。

拡大する外来種「アメリカカンザイシロアリ」の被害

長い間、日本でのシロアリのイメージは、ジメッとした床下の地面から登ってきて、家屋の柱などを食い進むものでした。
日本の代表的なシロアリは生きていくために適度な水分が必要でした。
家屋の中を上へ上へと進むに乾燥から身体を守るため、「蟻道」と呼ばれる土でできたトンネルを木の表面に作り、その中を食い進んでいくもの…これが白アリの常識だったのです。
ところが、外来種であるアメリカカンザイシロアリは、家屋の二階からでも入り込み、水分の無い乾いた木材でもバリバリと食べてしまうのです。もともと日本にいなかったアメリカカンザイシロアリは、カリフォルニア州を中心に猛威を振るっていました。
ハワイ、ヨーロッパなどの諸国では、アメリカカンザイシロアリへの予防をしないと、木造の住宅を建ててはいけないというくらい、深刻な被害を発生させる種類なのです。

駆除・予防と対策

もし、住まいにアメリカカンザイシロアリの被害が出てしまった場合は、完全な駆除までは数年必要となります。アメリカカンザイシロアリは群飛の季節に動きが活発になりますので、駆除の作業は翌年の群飛の季節までの予後調査をセットとして、作業計画を立てる必要があります。構造があらわになっている新築の建築中とは違い、すでに生活が始まっている住宅では、屋根裏、壁の内部、床下など物理的に処理がしづらい箇所が出てきます。
駆除作業自体は特定の部分だけであれば1日前後、家屋全体に被害の進行が見られた場合、大がかりな例では壁や床を開けるなどの大工工事と並行で一週間から二週間かけて行うこともあります。糞粒を発見して被害箇所の特定ができたとしても、どこまで被害が進行しているかは外から見ただけではわからないからです。
また、駆除作業によって活動範囲を著しく狭められた残党が、作業の数日後に最後の力を振りしぼり糞粒を出すケースもあります。
しかし一度ホウ酸で処理した木部であれば被害は再発せず、恒久的に予防効果が続きます。予算に応じて「今年は二階の和室の処理にとどめ、翌年予算に余裕が出たら一階のリビングをリフォームも兼ねて大がかりに処理する」等、「効果を貯めていく」ことができます。結果とても経済的で、他の住宅メンテナンスに費用にあてられます。最終的には、家屋内の木部全てへのホウ酸処理ができれば理想的です。

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